業者に払っている実質作業料 = 業者見積の総額 −(自治体手数料+家電リサイクル料+運搬実費 −買取額)
生前整理の費用相場|間取り別の早見表と「相場表の限界」
| 依頼の範囲 | 費用の目安 | 補足 |
|---|
| アドバイザーの仕分け支援のみ | 1時間3,000〜5,000円/人 | 処分費は別。4時間19,800円などの時間パック制もある |
| 一部屋・特定スペースのみ | 数万円〜10万円前後 | 1部屋25,000円〜の提示例もある。分割して進めたい人向け |
| 1R・1K | 3万〜8万円 | 一人暮らしの部屋の中心帯 |
| 2DK・2LDK | 10万〜30万円 | 幅が3倍。理由は後述の分解表で判定する |
| 3LDK | 15万〜50万円 | 実家まるごとの中心帯 |
| 4LDK以上 | 22万〜85万円 | — |
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※複数業者の公表相場をもとにした2026年8月時点の目安です。
【独自】生前整理の実費積み上げ計算式|A・B・Cの3ルートを1円単位で比較
実費計算式(自分の自治体の単価を入れて使う)
モデルケース|2LDK・可燃ごみ40袋・粗大ごみ12点・家電4品目・総重量600kg
| 費目 | A:全部業者一括 | B:自治体処分+重量物のみ外注 | C:全部自力 |
|---|
| ①粗大ごみ収集手数料(12点) | 見積に含む | 8,400円(700円×12点) | 8,400円 |
| ②自己搬入(600kg/270円·10kg) | 見積に含む | 8,100円(重量物200kg分は外注へ) | 16,200円 |
| ③家電4品目(エアコン990+洗濯機2,530+冷蔵庫4,730+テレビ2,970+収集運搬各1,500) | 見積に含む | 17,220円 | 17,220円 |
| ④軽トラ・ガソリン | 0円 | 5,000円(半日×1回) | 30,000円(半日×5〜6回) |
| ⑤外注人件費 | ― | 32,000円(4,000円/時×4時間×2名) | 0円 |
| 小計 | 150,000〜300,000円 | 70,720円 | 71,820円 |
| ⑥買取相殺(想定) | −20,000円 | −20,000円 | −20,000円 |
| 総額 | 130,000〜280,000円 | 約50,720円 | 約51,820円 |
| 所要日数 | 1〜2日 | 実働2日+収集待ち2〜4週 | 実働5〜7日+収集待ち |
| 体力負担 | ほぼゼロ | 中(重量物は外注) | 大(600kgを自分で積み下ろし) |
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※家電の収集運搬料金は小売店・自治体で異なるため1点1,500円で仮置きしています。実額は依頼先にご確認ください。
- AとBの差は約8万〜23万円。これが「業者に払っている実質作業料」です。
- BとCの差は約1,100円しかないのに、Cは実働が3日以上増え、600kgの積み下ろしをすべて自分で背負います。重量物だけ外注するBが、費用対体力で最も合理的という結論になります。
- ダイキン工業は家庭用エアコンのリサイクル料金を2026年2月1日から990円→550円(税込)へ引き下げました(ダイキン工業ニュースリリース、2025年12月24日)。一方、2026年の家電リサイクル料金改定は制度一斉ではなくメーカー別で、2026年2月1日適用分と4月1日適用分があり引き上げ・引き下げが混在しています(家電リサイクル券センター、2026年3月18日現在)。③は必ずメーカー・型番で実額を引いてください。
空欄版|自分の家の実費を出す計算シート
| 費目 | 数量 | 単価(自治体サイトで確認) | 小計 |
|---|
| ①粗大ごみ | ___点 | ___円/点 | ___円 |
| ②自己搬入 | ___kg | ___円/10kg | ___円 |
| ③家電4品目 | ___点 | リサイクル料+収集運搬料 | ___円 |
| ④レンタカー | ___回 | 5,000〜15,000円/半日 | ___円 |
| ⑤外注人件費 | ___時間×___名 | 3,000〜5,000円/時 | ___円 |
| ⑥買取相殺 | ― | ― | −___円 |
| 実費合計 | | | ___円 |
| 業者見積の総額 | | | ___円 |
| 実質作業料(見積−実費) | | | ___円 |
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【独自】生前整理と遺品整理の違い|コスト構造を7要因で比較する
| 項目 | 生前整理 | 遺品整理 | 差が出る理由 | 金額インパクトの目安 |
|---|
| ①分割実施の可否 | 可。数ヶ月に分け自治体収集で処理 | 退去期限があり一括外注になりがち | 期限の有無 | 数万〜十数万円 |
| ②買取での相殺 | 本人が価値・保証書の所在を知り査定が通る | 出所不明で二束三文 | 情報の非対称 | 相殺率で数万円差 |
| ③自治体の粗大ごみ収集 | 予約待ち2〜4週を許容できる | 待てず業者処分 | 時間的余裕 | 1点あたり数百〜数千円 |
| ④貴重品・書類の探索 | 本人が把握=ほぼゼロ | 全開梱が必要で人時増 | 作業時間 | 人件費1日分〜 |
| ⑤特殊清掃の要否 | 不要 | 孤独死等では別途高額 | 状況依存 | 数十万円規模 |
| ⑥費用の負担者と税務 | 本人の生活費として本人負担が原則 | 相続人負担。相続財産から控除できない | 支払時点 | 課税財産の増減 |
| ⑦相続税の家庭用財産評価 | 生前に高額動産を整理・記録でき申告実務が軽い | 相続人が評価を推測 | 記録の有無 | 申告コスト |
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※相続税が実際にかかるかは基礎控除額や財産構成によります。個別の税額判断は税理士にご確認ください。
「誰がいつ払うか」で生じる非対称性
| 生前に本人が払う | 死後に相続人が払う |
|---|
| 支払う金額 | ほぼ同水準(3LDK 15万〜50万円) | ほぼ同水準 |
| 相続財産への影響 | 本人の預金が減る=相続財産そのものが減る | 相続人の持ち出し。課税対象の相続財産は減らない |
| 品物の判断 | 本人ができる | 相続人が推測するしかない |
| 買取査定 | 購入時期・付属品を本人が答えられ有利 | 不明点が多く不利になりがち |
| 作業期限 | なし。分割できる | 退去期限・相続手続きに追われやすい |
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【独自】見積書と業者の合法性チェック9項目|印刷して現場で使う
- [ ] ①一般廃棄物収集運搬業の許可番号が見積書に記載されているか
- NGなら:「家庭ごみの回収なので、御社の一般廃棄物収集運搬業の許可自治体名と許可番号を見積書に記載してください」
- [ ] ②その番号を市区町村HPの「一般廃棄物収集運搬業許可業者一覧」で照合したか
- 古物商許可・産業廃棄物処理業許可では家庭ごみを回収できません。無許可営業は5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金、またはその併科です(廃棄物処理法)
- [ ] ③「一式」でなく人件費・車両費・運搬費・処分費に分解されているか
- NGなら:「作業一式ではなく、人件費・車両費・運搬費・処分費の4項目に分けた見積書をお願いします」
- [ ] ④作業員数×作業時間×日数が明示されているか
- [ ] ⑤追加料金が発生する条件と上限が書面化されているか
- 国民生活センターには「当初20万円程度と聞いていたが作業後に30万円と言われた」事例が報告されています
- NGなら:「追加が発生する条件と、上限額を書面に入れてください。書面にない追加はお支払いできません」
- [ ] ⑥キャンセル料の発生時期と料率を書面で確認したか
- [ ] ⑦階段・長距離横持ち・駐車不可時の加算額が事前に示されているか
- NGなら:「エレベーターなし3階・トラックが家の前に着けられない前提で、加算額込みの金額を出してください」
- [ ] ⑧買取を費用から相殺する場合、査定明細と相殺後の請求額が書面にあるか
- 古物商許可番号(◯◯公安委員会 第△△号)とセットで確認します
- [ ] ⑨残す物リスト(アルバム・通帳・保険証券・印鑑)の書面化と、作業当日の立会い可否
- 国民生活センターには「残す約束のアルバムや電話機まで処分された」事例があります
生前整理の業者費用が10万円と30万円に割れる理由|見積書の8行を見る
| 見積書で確認する行 | A社(安) | B社(中) | C社(高) | 妥当性の見方 |
|---|
| ①作業スタッフ人数×作業日数(人日) | ___ | ___ | ___ | 2LDKなら概ね2〜3名×1〜2日。極端に少ない=当日追加要員の請求リスク |
| ②トラック種別と台数(軽/2t/4t) | ___ | ___ | ___ | 2LDKで軽トラ1台のみは物量計算が甘い可能性 |
| ③処分見込み重量(kg)または容積(㎥) | ___ | ___ | ___ | 数値記載なし=処分費の根拠なし |
| ④搬出条件加算(EV無し・階段何階・道路付け・養生) | ___ | ___ | ___ | 記載なしで安い場合、当日加算されやすい |
| ⑤買取・リユースによる相殺額 | ___ | ___ | ___ | 空欄は危険信号 |
| ⑥オプション(清掃/消臭/供養/貴重品捜索) | ___ | ___ | ___ | 「一式」ではなく品目ごとの単価か |
| ⑦運搬・処分費の内訳明示 | ___ | ___ | ___ | 「作業一式◯◯円」だけは追加請求の温床 |
| ⑧一般廃棄物収集運搬業の許可自治体名と許可番号 | ___ | ___ | ___ | 空欄は危険信号 |
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生前整理を自分でやるやり方|順番と実家片付けの費用感
- 貴重品・重要書類を先に確保する:通帳、権利証、保険証券、年金関係、デジタル資産のID。ここを後回しにすると「探しながら分別」となり、業者依頼時は作業時間=人件費が増えます。
- 大型家具・家電の処分ルートを決める:自治体収集か、自己搬入(重量課金の自治体が多い)か、買取か。家電4品目はリサイクル券が必要です。
- 売る/捨てる/残すを仕分ける:本人が購入時期・付属品を答えられるうちが査定上有利です。
- 搬出と申し込み:自治体の粗大ごみ収集は申込から回収まで数週間かかることがあるため、逆算が必要です。
生前整理はいつからやるべきか|手数料改定が「実費の前提」を動かしている
- 名古屋市:令和8年(2026年)10月1日から、粗大ごみの対象基準を「30センチメートル角を超えるもの」から「容量45リットルの指定袋に入らないもの(袋の口が結べないものも含む)」へ変更。同日以降の収集分から処理手数料も改定され、自己搬入は10kgまでごとに200円→270円になります(名古屋市公式サイト)。基準変更により、これまで不燃ごみで出せていた物が粗大ごみ扱いになるケースが出ます。
- 新潟県長岡市:粗大ごみ処理手数料を現行の約2倍にあたる400〜2,000円へ引き上げる案を固め、2026年3月に市廃棄物審議会が答申。布団・カーペット(6畳未満)は200円→400円、毛布・タオルケットは「3枚以内で200円」から「1枚400円」となる見込みです(新潟日報)。
- 家電リサイクル料金:2026年の改定は制度一斉ではなくメーカー別で、2026年2月1日適用分と4月1日適用分があり、引き上げと引き下げが混在しています(家電製品協会 家電リサイクル券センター、2026年3月18日現在)。ダイキン工業は家庭用エアコンを2026年2月1日から990円→550円(税込)へ引き下げると発表しました(2025年12月24日リリース)。
契約してしまった後の巻き戻し手順
- 法定書面を受け取った日を確認する。書面が交付されていなければ、そもそも8日間は起算しません。
- 書面または電磁的記録で通知する。口頭は避け、記録が残る形にします。
- 判断に迷う場合は消費者ホットライン「188」(局番なし)に相談する。地域の消費生活センターにつながります。
よくある質問
Q. 生前整理の費用相場は結局いくらですか?
Q. 生前整理を業者に頼む費用はいくらですか?
Q. 生前整理と遺品整理の違いは何ですか?費用も違いますか?
Q. 実家の片付け費用は自分でやるといくらですか?
Q. 東京で一人暮らしの生前整理は相場いくらですか?
Q. 生前整理を自分でやるやり方の手順を教えてください。
Q. 不用品回収の相場はいくらですか?「無料回収」は使えますか?
Q. 生前整理はいつから始めるべきですか?
Q. 生前整理の費用は誰が払うべきですか?相続税に影響しますか?
Q. 契約してしまった後でもキャンセルできますか?
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