高齢者見守りサービス比較|月1,078円から選ぶ7社の料金と機能
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高齢者見守りサービス比較|月1,078円から選ぶ7社の料金と機能

「離れて暮らす親に、もし何かあったら」——その不安に応えるのが高齢者向けの見守りサービスです。結論からお伝えすると、費用を抑えたいなら月額1,078円のクロネコ見守りサービス、持病があり緊急対応を重視するならALSOKやセコムの駆けつけ型が有力候補です。本記事では主要7サービスを料金・機能の両面から比較し、親の状態別のおすすめ、申し込みの流れまで解説します。読み終えるころには、ご家庭に合う1社を絞り込めるはずです。

結論早見表|主要7サービスを一目で比較

コスト重視なら月額1,078円のクロネコ見守り、緊急時の駆けつけ重視ならALSOKかセコムが有力です。

サービス名タイプ月額(税込)駆けつけこんな人におすすめ
クロネコ見守りサービス(ヤマト運輸)電球センサー型1,078円△(訪問代行を依頼可)とにかく費用を抑えたい
HOME ALSOK みまもりサポート緊急通報・駆けつけ型1,870円〜○(ガードマン)持病があり緊急対応重視
セコム 親の見守りプラン緊急通報・駆けつけ型3,000円台〜○(緊急対処員)防犯もまとめて任せたい
象印 みまもりほっとラインポット型3,300円×機械の操作が苦手な親
郵便局のみまもりサービス訪問・電話型1,070円〜2,500円×会話や人の目も欲しい
みまもりCUBEカメラ型4,000円台〜×認知症の兆候が心配
自治体の緊急通報システム通報型無料〜数百円○(消防等へ連絡)まず費用をかけずに始めたい

※料金は2026年7月時点の各社公式サイト掲載情報をもとにした目安です。改定される場合があるため、最新情報は必ず公式サイトでご確認ください。

ポイント

検討の順番は「まず自治体の公的サービスを確認→足りない部分を民間で補う」が鉄則です。同じ見守りでも月額1,078円〜4,000円台と、価格差は約4倍あります。

そもそも高齢者見守りサービスとは何ですか?

そもそも高齢者見守りサービスとは何ですか?

センサーや訪問で高齢者の安否を確認し、異変があれば家族などへ知らせるサービスの総称です。

背景は一人暮らし高齢者の急増

一人暮らし高齢者の増加が、見守り需要拡大の背景です。内閣府「令和6年版高齢社会白書」によると、日本の高齢化率は29.1%(2023年10月時点)に達しています。65歳以上の一人暮らしは2020年の国勢調査で約672万人にのぼり、国立社会保障・人口問題研究所の2024年推計では、2050年に65歳以上の単独世帯は約1,080万世帯まで増えると見込まれています。

離れて暮らす家族が毎日電話で安否を確かめ続けるのは現実的に難しく、その隙間を埋める仕組みとして見守りサービスが広がっています。

見守りサービスの6タイプ

見守りサービスは、検知の仕組みで大きく6タイプに分かれます。

  • 駆けつけ型: 緊急ボタンやセンサーの異常時に警備員が駆けつける(セコム・ALSOKなど)
  • センサー型: 電球・人感センサー・ドア開閉などで生活リズムを検知し家族に通知
  • カメラ型: 映像で様子を確認できる。転倒や外出の検知機能を持つ機種も
  • 訪問・電話型: スタッフの定期訪問や自動音声電話で安否を確認(郵便局など)
  • 家電一体型: 電気ポットなど毎日使う家電の利用状況を通知(象印など)
  • GPS・アプリ型: 外出先の位置情報を確認。認知症による徘徊対策に

介護保険は使える?費用の位置づけ

見守りサービスは原則、介護保険の対象外です。全額自己負担が基本ですが、多くの市区町村が独自の補助制度や無料の緊急通報システムを設けています。

補足

自治体の「緊急通報システム事業」は、一人暮らしなど所定の条件を満たせば無料〜数百円で利用できる場合があります。まずお住まいの市区町村の高齢者福祉窓口に確認しましょう。

選び方の重要ポイント

親の健康状態・住環境・予算の3つを軸に、必要な見守りレベルから逆算して選ぶのが基本です。

親の状態から必要な見守りレベルを決める

親の健康状態が、選ぶべきタイプをほぼ決めます。

親の状態必要な見守りレベル適したタイプ
元気で自立している生活リズムの確認電球型・ポット型
高血圧など軽い持病がある異変の検知+通知センサー型・訪問型
転倒歴・心疾患がある緊急通報+駆けつけ駆けつけ型・自治体通報型
認知症の兆候がある映像確認・外出検知カメラ型・GPS型

本人の気持ちとプライバシーに配慮する

本人の同意が導入成功の最大条件です。特にカメラ型は「監視されている」と感じて抵抗する高齢者が少なくありません。嫌がられた場合は、電球型やポット型など生活に溶け込むタイプから始め、必要に応じて段階的に強化するのが現実的です。

費用負担のルールを先に決める

見守りは5年10年と長く続く可能性があります。月額だけでなく年間コストで考え、親自身が払うのか、子ども側が払うのか、兄弟姉妹で分担するのかを導入前に決めておくと、後々のトラブルを防げます。

ポイント

「異変に気づきたいのか」「緊急時に対応してほしいのか」を分けて考えると迷いません。前者なら月1,000〜3,000円台のセンサー型、後者なら駆けつけ型が必要です。

高齢者見守りサービスの料金はいくら?

月額の相場は約1,000〜5,000円です。初期費用を含む1年目の総額は約1.3万〜8万円が目安です。

サービス初期費用月額(税込)1年目総額の目安
クロネコ見守りサービス0円1,078円約1.3万円
郵便局のみまもりでんわ0円1,070円〜約1.3万円〜
郵便局のみまもり訪問サービス0円2,500円3万円
HOME ALSOK みまもりサポート(レンタル)0円2,970円約3.6万円
象印 みまもりほっとライン5,500円3,300円約4.5万円
みまもりCUBE0円4,000円台〜約5万円〜
セコム 親の見守りプラン(レンタル)数万円(工事費・保証金)3,000円台〜約8万円〜
自治体の緊急通報システム0円〜無料〜数百円0円〜

※2026年7月時点の目安です。プランや地域により変動するため、正確な金額は見積もりで確認してください。

年間コストで比較するのが正解

月額差は小さく見えても、年間では大きな差になります。例えば月額1,078円のクロネコ見守りと月額3,300円の象印を比べると、年間で約2.7万円の差です。5年続ければ13万円を超えるため、「必要な機能に対して過剰でないか」という視点で選ぶことが大切です。

見落としやすい3つの追加費用

契約前に次の3つを必ず確認しましょう。

  1. 駆けつけ費用: 基本料金に含まれるか、1回ごとに数千円かかるかはサービスで異なります
  2. 工事費・撤去費: 駆けつけ型はセンサー設置工事が必要な場合があり、退去時の原状回復費も確認が必要です
  3. 最低利用期間と解約金: 警備会社系は複数年契約が前提のプランがあり、中途解約で費用が発生することがあります
注意

月額の安さだけで選ぶと、駆けつけ料金や解約金で総額が逆転することがあります。比較は必ず「初期費用+月額×利用予定期間+オプション」の総額で行ってください。

機能・サービスで比較

緊急時に人が駆けつけるのはセコム・ALSOKと自治体型が中心で、その他は家族への通知が基本です。

サービス異変の検知方法通知先駆けつけ設置工事
クロネコ見守り電球(ハローライト)の点灯・消灯家族にメール依頼すれば訪問代行不要(電球交換のみ)
ALSOK緊急ボタン・生活リズム監視ガードセンターガードマンが出動簡易設置
セコム空間センサー・救急ボタンセコム緊急対処員が出動あり
象印電気ポットの使用状況家族に1日2回メールなし不要(通信内蔵)
郵便局月1回30分の訪問・自動音声電話家族に報告なし不要
みまもりCUBEカメラ映像・AIが離床や外出を検知家族のスマホなし不要(SIM内蔵)
自治体緊急通報ペンダント型ボタンなど受信センター消防等につなぐ場合による

検知方法で「気づける異変」が変わる

検知方法の違いは、気づける異変の違いです。電球型やポット型は「昨日から使われていない」という生活リズムの異常に強い一方、転倒した瞬間そのものは検知できません。緊急ボタンは本人が押せる状態でないと機能しないため、意識を失う事態への備えとしては空間センサーやカメラ型の方が対応しやすい特徴があります。

会話・人とのつながり機能

孤独対策も重視するなら、人が関わる訪問型が向いています。郵便局のみまもり訪問サービスは月1回30分、決められた質問項目に沿って会話し、結果を家族に報告する仕組みです。「様子の変化を人の目で見てもらえる」点は、センサーにはない価値です。

補足

実家にWi-Fi環境があるなら、スマートスピーカーや通信機能付き家電を使った月額数百円のアプリ型見守りを組み合わせる選択肢もあります。

メリットを詳しく解説

最大のメリットは体調不良や事故の早期発見です。家族の精神的負担と安否確認の手間も減らせます。

具体的には次の4つの効果が期待できます。

  • 異変の早期発見: 総務省消防庁の発表では、2024年5〜9月の熱中症による救急搬送者約9.7万人のうち約6割が65歳以上でした。屋内での発症も多く、生活リズムの変化を検知できる仕組みは早期発見に直結します
  • 家族の精神的負担の軽減: 「電話に出ない=何かあったのでは」という不安から解放され、毎日の安否確認電話の負担も減ります
  • 本人の安心感と自立の維持: 緊急ボタンがあることで一人暮らしを続ける自信につながり、在宅生活を長く続けられるケースがあります
  • 介護の予兆に気づける: 「起床が遅くなった」「外出が減った」といったデータは、受診や介護サービスを検討するサインになります

例えば、東京在住の会社員が地方で一人暮らしをする70代の母親に電球型を導入した場合、毎朝「トイレの電球が点いた」通知を確認するだけで安否が分かります。電話を週1回に減らしても互いに安心できる、というのが典型的な使い方です。

ポイント

見守りサービスの価値は緊急対応だけではありません。「何も起きていないことが毎日分かる」安心感こそ、離れて暮らす家族にとって一番の効用です。

デメリット・注意点

見守りサービスは万能ではありません。検知の時間差・誤報・本人の抵抗感という3つの限界があります。

センサー型は「その瞬間」には気づけない

センサー型の通知には時間差があります。多くは「一定時間反応がない場合に通知」する仕組みのため、転倒や発作の瞬間に気づけるわけではありません。数時間〜1日の時間差が許容できない健康状態なら、緊急ボタン+駆けつけ型や空間センサー型を選ぶ必要があります。

誤報・通知慣れのリスク

旅行や入院で自宅を離れると「異常」と判定されるなど、誤報は一定数発生します。通知が日常化して確認がおろそかになる「通知慣れ」も起こりがちです。通知の受信者を複数人設定できるサービスを選ぶと、見落としを減らせます。

本人の抵抗感と契約面の注意

導入時に最も多いつまずきは本人の抵抗感です。「監視」と受け取られない説明と、目立たない機器の選択が重要です。また警備会社系は最低利用期間や解約金の条件があるプランが多いため、契約前の解約条件の確認が欠かせません。

注意

見守りサービスは医療や介護の代替ではありません。持病がある場合はかかりつけ医、要介護認定を受けている場合はケアマネジャーに相談した上で、補助的な仕組みとして導入してください。

タイプ別のおすすめはどれ?

予算・健康状態・本人の性格の3条件で最適解は変わります。代表的な6つのケース別に紹介します。

  1. とにかく費用を抑えたい → クロネコ見守りサービス(月額1,078円)。電球を替えるだけで工事不要、本人の操作も不要です
  2. 持病があり緊急対応を最優先 → HOME ALSOK みまもりサポート(月額1,870円〜)。ボタン1つでガードマンが駆けつけます。防犯や火災対策までまとめるならセコムも候補です
  3. 機械の操作が苦手な親 → 象印みまもりほっとライン(月額3,300円)。お茶を入れるだけで見守りが成立します
  4. 会話や人の目も欲しい → 郵便局のみまもり訪問サービス(月額2,500円)。月1回の訪問で生活の変化を人の目で確認できます
  5. 認知症の兆候が心配 → みまもりCUBE(月額4,000円台〜)。外出や離床をAIが検知し、映像で状況を確認できます
  6. まず無料で始めたい → 自治体の緊急通報システム。条件を満たせば無料〜低額で、消防につながる安心感があります
まとめ

迷ったら「元気なうちは電球型・ポット型で生活リズムを見守り、健康リスクが上がったら駆けつけ型に切り替える」という段階導入が、費用と安心のバランスに優れています。

始め方・申し込みの流れ

申し込みから利用開始までは最短1週間程度です。話し合いから試運転まで5ステップで進めます。

  1. 親本人と話し合う: 「心配だから」ではなく「自分が安心したいから」と伝えると受け入れられやすくなります。機器の見た目や仕組みも一緒に確認しましょう
  2. 自治体の窓口で公的サービスを確認する: 市区町村の高齢者福祉課や地域包括支援センターで、緊急通報システムや補助金の有無を確認します
  3. 候補2〜3社に資料請求・見積もりを依頼する: 実家の通信環境(Wi-Fiの有無・携帯電波)と住居形態(持ち家・賃貸)を伝えて正確な見積もりを取ります
  4. 申し込み・機器設置: 工事が必要なタイプは日程調整があります。賃貸の場合は工事の可否を管理会社に確認しておきます
  5. テスト運用: 通知が届くか、緊急ボタンが機能するかを家族全員で試します。通知の受信者は2人以上に設定しておくと安心です
ポイント

設置後1ヶ月は「お試し期間」と考え、通知頻度や誤報の有無を確認しましょう。合わなければ早めにプラン変更や乗り換えを検討する方が、結果的に無駄がありません。

失敗しない選び方の手順

本人の同意→予算の上限→必要な機能の順に絞り込むと、導入後の解約や買い直しを防げます。

  1. 本人の意向を確認する: カメラの可否、機器操作の得意不得意を確認します。ここを飛ばすと高確率で使われなくなります
  2. 予算の上限を決める: 月額と年間総額の上限を決め、誰が負担するかを確定します
  3. 必要な機能に優先順位をつける: 「駆けつけ」「生活リズム検知」「映像確認」「会話」のうち、譲れないものを1つに絞ります
  4. 2〜3社を総額で比較する: 初期費用+月額×3年+オプションの総額で並べ、自治体サービスとの併用も検討します
  5. 契約条件を確認して申し込む: 最低利用期間・解約金・駆けつけ費用の3点を書面で確認してから契約します
まとめ

高齢者見守りサービス選びの要点は3つです。①まず自治体の公的サービスを確認する、②親の健康状態に合う検知方法を選ぶ、③月額ではなく総額で比較する。この順番を守れば大きな失敗は避けられます。

よくある質問

Q1. 無料で使える見守りサービスはありますか?

はい、多くの市区町村が緊急通報システムを無料〜低額で提供しています。一人暮らしで一定の年齢や所得などの条件を満たすことが要件になっている場合が多いため、お住まいの自治体の高齢者福祉窓口か地域包括支援センターで確認してください。

Q2. 介護保険で安くなりますか?

原則として、見守りサービスは介護保険の対象外です。ただし要介護認定を受けている場合、認知症の徘徊対策としてGPS機器の貸与など自治体独自の補助が使えることがあります。ケアマネジャーに相談すると、利用できる制度をまとめて確認できます。

Q3. 親が「監視されているようで嫌だ」と反対したら?

生活に溶け込む電球型・ポット型から始めるのがおすすめです。カメラのような「見られている感」がなく、本人の操作も不要です。「あなたのため」ではなく「自分が安心したい」という伝え方に変えるだけで、受け入れられるケースも多くあります。

Q4. 賃貸住宅でも設置できますか?

工事不要タイプなら可能です。クロネコ見守り(電球交換のみ)、象印のポット型、みまもりCUBE(SIM内蔵カメラ)などは賃貸でも導入しやすいサービスです。センサー設置工事が必要な警備会社系は、事前に管理会社や大家さんへの確認が必要です。

Q5. 認知症の親にはどのサービスが向いていますか?

外出検知ができるカメラ型やGPS型が向いています。みまもりCUBEは玄関からの外出をAIが検知して通知でき、徘徊の早期発見につながります。症状が進んでいる場合は機器だけに頼らず、地域包括支援センターへ早めに相談してください。

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高齢者の見守りは「完璧な1社」を探すより、親の今の状態に合う仕組みを小さく始めて、変化に合わせて見直すことが成功の近道です。まずは自治体窓口への確認と、気になる2〜3社への資料請求から始めてみてください。健康や介護に関わる判断は、かかりつけ医・ケアマネジャー・地域包括支援センターなど専門家への相談も併せて行いましょう。

※本記事の料金・サービス内容は各社公式サイト等をもとにした2026年7月時点の情報です。最新情報は必ず各公式サイトでご確認ください。

最終確認日: 2026年7月18日

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